2015年から容器包装に入れられた一般用加工食品及び一般用添加物には、食品表示基準に基づき、栄養成分の量及び熱量の表示(栄養成分表示)が義務付けられています。食品表示については、食品表示基準において容器包装の見やすい箇所に行うこととされていますが、実際の栄養成分表示の表示箇所は容器包装の裏面とされることが一般的です。 諸外国では、栄養成分表示の見にくさや分かりづらさを補足する取組として包装前面栄養表示が導入されており、2021年 11 月のコーデックス委員会において、包装前面栄養表示ガイドラインが採択されました。 他方、2024年度に「21 世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本 21(第三次))」が開始され、健康・栄養政策において、健康的で持続可能な食環境づくりが推進されているところです。 こうした状況を踏まえ、2024年度から消費者庁に「日本版包装前面栄養表示に関する検討会」が設置され、我が国の包装前面栄養表示について「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」の案が作成されました。 このガイドラインの内容についてパブリックコメントが行われています。 ガイドラインよ
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