2016年末に策定された「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」(以降「実施指針」とよぶ)の改定に向けて、「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針(改定版)の骨子」が公表され、パブリックコメントが行われる(2019年11月11日~25日)。 現行の実施指針の策定から4年が経過し、SDGsをめぐる状況が大きく変化しており、現行の実施指針では、時代にそぐわないものになっている点が多々見られる。 また、SDGsの認知度を向上させていくという第一段階から、具体的な成果を出す第二段階に入っていかないといけない時期となっている。 これらを踏まえて、時代に即した形で実施指針を改定する。 「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」とは? 持続可能な開発目標(SDGs)に係る施策の実施を総合的・効果的に推進するために、総理大臣を本部長とする「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」が設置された(2016.5.20)。 さらに「SDGs推進本部」の下に「持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議」が設置され、NGO、NPO、有識者、民間セクター、国際機関、各種団
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