2022年3月1日「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案」が閣議決定された。第208回通常国会に提出される予定。 「ヒアリ」の拡散防止や、生態系等に大きな影響を及ぼしている「アメリカザリガニ」や「アカミミガメ」（通称ミドリガメ）対策などを盛り込んだ改正案。 改正案の概要 ●【概要】特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案 ●【要綱】特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案 ●【新旧対照条文】特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案 外来生物をめぐる状況に関しては、国内定着が懸念される「ヒアリ」問題、外来種である「アメリカザリガニ」と「アカミミガメ（通称：ミドリガメ）」による在来生物への影響等、深刻な問題が発生している。 これらに対応し、外来生物対策の一層の強化・推進を図るもの。 1．ヒアリ対策の強化 （１）「要緊急対処特定外来生物」に対する権限の創設 ヒアリ類のように、発見次第、緊急の対処が必要な特
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