2023年5月26日、環境省と経済産業省より「カーボンフットプリント 実践ガイド」が公表されました。
概要
●カーボンフットプリント ガイドライン(別冊)実践ガイド.pdf
●カーボンフットプリント レポート及びカーボンフットプリント ガイドラインの概要.pdf
●カーボンフットプリント レポート.pdf
●カーボンフットプリント ガイドライン (全体版).pdf
●カーボンフットプリント レポート及びカーボンフットプリント ガイドラインの概要.pdf
●カーボンフットプリント レポート.pdf
●カーボンフットプリント ガイドライン (全体版).pdf
2050年カーボンニュートラル実現のため、サプライチェーン全体での排出削減に向けて、グリーン製品(脱炭素・低炭素製品)が選択されるような市場を創り出していく必要があります。そして、その基盤としてカーボンフットプリント(CFP)※による排出量見える化の仕組みが不可欠となっています。
この様な背景から、2022年9月より「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリントの算定・検証等に関する検討会」が設立され、議論が行われてきました。
その結果として、2023年3月に①「カーボンフットプリント レポート」(CFPとは何か、CFPの取組みと現状の課題と今後の方向性、今後に向けた政策の論点を整理したもの)、及び②「カーボンフットプリント ガイドライン」(CFPの算定等に取り組む者に対する指針)が公表されました。
このうち、カーボンフットプリント ガイドラインの「(別冊)実践ガイド」については後日公開となっていましたが、今般、作成され公表されました。
「実践ガイド」では、カーボンフットプリント ガイドライン第2部の「基礎要件」を満たす算定方法、表示・開示方法や排出削減の検討方法について解説されています。
また、この算定方法で行ったモデル事業での工夫をAppendixに示し、そこから得られた知見も含め、実践ガイドとして整理されています。
CFPとは?
自社の製品のサプライチェーン上におけるCO2排出量を、ライフサイクルアセスメント(LCA)の観点から算定したもの。
出典
○経済産業省 >「カーボンフットプリント 実践ガイド」を作成しました
○環境省 >「カーボンフットプリント ガイドライン」 (別冊)CFP実践ガイドの公表について